他人(ひと)の批判をしている自分

犬達は、どんな会話をしているのでしょう?お互いを認め合っているんでしょうか?

 

何も話さなくても、お互い見つめたり、寄り添ったり、じゃれあったり。

おやつやおもちゃの取り合いをして喧嘩する時もあるけど、

公園でよその犬と接触すると仲間意識が働いて、お互いを守り合います。

 

人は、楽しい話をしているだけでは満足せず、どうしてもそこに居合わせない人の

ネガティブなことを口にしてしまうことがあります。

 

私もそうですが、本人が居る所で話すのは、その人を傷つけたくないという思いと、

自分を良く見せたい時や、その人に反発心が起きている時に言ってしまいます。

 

ただ、その時の私の心のあり方と言えば、本人に伝える前に、自分の中で整理するためである場合がほとんどです。

 

また、その本人以外の人へのメッセージを込める場合もあります。

 

批判はするけれど、全面的に嫌いな人はいないので、

その人が損をしているのはもったいないと思いますが、

本人にしてみれば、大きなお世話かも知れませんよね。

 

人は、その場面や対面している人や今、自分が置かれている環境などによって

批判的になったり、愛情深くなったり、愉快になったり、腹が立ったりと

感情はじっとはしていてくれません。

 

その時の感情に正直に居られることの方が大切だと思います。

正直になった見返りに、相手を傷つけてしまこともありますが、

やさしい気持ちになるときだってあるんですから。

 

ネガティブな批判を口にしたからといって、

次のタイミングでいいところを褒めたっていいんじゃないでしょうか?

 

怒りの感情で蓋をしてしまって、その中に潜む不安や恐れがあるなら

怒りの感情という蓋をはずす為に、言いたい放題言ったあと

やさしい気持ちになれるならそれはそれで、いいと思います。

 

相手に伝わってしまったら、その時は心を込めて謝ればいいし、

伝わらなくても、心の中で悪かったと反省すればいいんだと思います。

 

だって、その人においても同じ人間ならいい時とわるい時があるんですから。

それを、お互い認め合えば、コミュニケーションは延々と続くと

 

私は信じています。

そう!嫌ってるわけじゃないんだから!